光になって

もしも私の体が消えてしまっても

 

少しも寂しいなんて思わないでいてほしい

 

あなたを包むこの大地の風になって

 

野をかけて空をこえて時を跨いで

 

雨上がりの朝優しい昼下がり

 

流れる雲に

 

耳を澄ましてどんな場所でも

 

あなたのそばにいるから

 

あなたとじゃれあって

 

こうして笑いあって

 

無邪気な心に触れると

 

なぜか愛しく痛くなるの

 

あなたを抱きしめる大きな海に溶けて

 

形もなくなり大きな愛で

 

ゆらゆら揺れてる木々の葉っぱや

 

小鳥のさえずりに

 

心を開いてどんな場所でも

 

あなたのそばにいるから

 

雨上がりの朝優しい昼下がり

 

流れる雲に

 

耳を澄ましてどんな場所でも

 

あなたのそば

 

光となっているから

 

 

[光になって]

森圭一郎  作詞作曲